反省文のような何か

遺書…じゃないといいなぁ。




マチアソビvol.10(http://d.hatena.ne.jp/melbee/20130506/1367856880)の時の感想です。
あれからずっと、私はあなたの「特別」では「ない」、と自分に言い聞かせて生きてきました。
真偽はさておいて、政治的には正しい態度だと思っています。


声優さんの特別になることに憧れて来た人生でした。
誰しもそうだろ、と言いたいところだけど多分普通の人はそんなこと思わないんだろうな。
普通の人のことはほうっておけ。


本当にファンを大切にしている声優さんだからこそ、私ひとりが特別扱いされることはそう無いわけです。
出没する割合とか認知の有無とか、そういうものである程度は自ずから差というものは発生してしまいますが。
むしろそういうのをまったく感じさせない分け隔てない気の置けなさ、それが接近戦における松嵜麗の魅力であることは論を待たないと思います。


だからこそ、私は特別ではない、と思うしか無いわけです。
というかむしろそう思った方が精神衛生上よろしい。
とんとん拍子できらりんの方は大舞台に上がって行き、ろくに顔を見られないようなイベントも多くなって来て。
そういう気持ちでいた方が楽だなって、正直思ってました。


まーそんなところで好きな声優さんが増えたり増えなかったりで。
いや元々好きな声優さんはいろんなレベルでたくさんいますけどもね?
私のことを特別扱いする声優さん、が増えるのはまぁこの精神状態ではアレなわけですよね。
この段落は完全に言い訳で反省になってないけど。


んでまぁ、比べてみたときに、っていうのも正直あって。
あぁやっぱり俺は特別じゃなかったんだな(このリアクションに比べれば)って思ってしまうところはあったんですよ。
だからといって誓って、好きの種類や順位をそれを理由に変えたことはないです。
強いて言えば、誰かが結婚したことの方がそういうモノに対する影響度合はずっと大きかった。


煮え切らんな。
とにかく、あなたの言動や政治的な正しさや自分の精神衛生や、多角的にそれなりに合理的な理由から、私はただの1ファンでありちょっと認知されてる程度で大して重要なオタクではないと思って生きてきました。
ですが。
もし、あの「めっせーじ」がそうでないとするならば。


そんな甘い夢を見ていいのですか。
そんな悪夢を望んでいるのか。
分からない、分からないけど。
でも、私の心の奥底は、声優さんとの特別な繋がりを渇望している、強い衝動を感じます。


そして、私自身の声ヲタとしての倫理観は。
やはり声優さんに対して責任を果たしていかなければならないという価値観もある。
特別だと思われているならば、それに対する責任が発生する。
それはあなただけでなく、全ての声優さんに対してちゃんと責任を果たしたい。
全部、ちゃんとしたいんです。
本当に。
もう二度と、あんな思いをしたくない、責任を自分から放棄して裏切りたくは無いんだ。


あの行為の真意はまだ分からないままだけど。
それでも、ひょっとしたら私は(まだ?)「特別」なのかもしれない、と思ってしまった。
何より、自分が絆を信じなければ特別だったものも特別じゃなくなってしまうでしょうし。


そうやって信じて傷ついたりもしたけれど。
そういうところくらい、ロマンチストでいてもいいと、自分をもう一度だけ許してもいいと思った。
オタクだもの。


そんな届くかもしれない反省文のような言い訳のような何か。
という体裁のポエム。


私の一番大切な「特別」は、今はあなたです。
今は、この表現で許していただけないでしょうか。